違法アップロード動画を見ないほうがいい理由:法律・ウイルス・詐欺のリスク
結論
無断でアップロードされた動画は、法律・端末の安全・お金の3つの面でリスクがあります。正規のサイトにはサンプル動画やセールもあるので、まずはそちらを使うのがおすすめです。
法律で決まっていること
ダウンロードは違法。有償の作品なら刑事罰もある
違法にアップロードされたものだと知りながら動画をダウンロードすることは、著作権法で違法とされています。
さらに、その作品の正規版が有償で提供されている場合は刑事罰の対象で、**2年以下の拘禁刑か200万円以下の罰金(または両方)**が定められています(著作権法119条3項)。
2021年1月からは、動画や音楽だけでなく、漫画・書籍・写真なども同じくダウンロードが違法になりました。
「見るだけ」なら大丈夫、ではない
ダウンロードを伴わないストリーミング視聴は、このダウンロード違法化の対象外とされています。ただし、次のような点に注意が必要です。
- ファイル共有ソフト(P2P)の多くは、ダウンロードしながら同時に他の人へ送信(アップロード)する仕組みです。アップロードは視聴とは別の、はっきりした違法行為で、権利者から発信者情報の開示を求められ、損害賠償を請求される例があります
- 「保存」「ダウンロード」ボタンを使えば、その時点でダウンロードになります
- 法律の問題がなくても、次に書くウイルスや詐欺のリスクは残ります
ウイルス・詐欺のリスク
違法アップロード動画のサイトは、多くが広告収入で運営されています。広告の審査がゆるく、悪質な広告が混ざりやすいのが問題です。
| よくあるもの | 何が起きるか |
|---|---|
| 「ウイルスに感染しました」という偽の警告 | 偽のセキュリティアプリを入れさせる、サポート料をだまし取る |
| 「再生にはこのアプリが必要」という案内 | 不正なアプリを入れさせる |
| 再生ボタンを押すと「登録完了」 | ワンクリック請求(対処法はこちら) |
| ブラウザの「通知を許可」 | ロック画面に怪しい通知が出続ける |
作った人・出演した人に届かない
違法アップロードで見られても、制作したメーカーや出演者には1円も入りません。正規のサイトで見ることは、好きな作品やシリーズが続くことにもつながります。
正規のサイトの見分け方
- 運営会社の情報(会社名・住所・連絡先)が載っている。通信販売を行う事業者には、特定商取引法にもとづく表示が義務づけられています
- 料金がはっきり書いてあり、購入や入会の前に確認画面がある
- 決済手段や、利用明細にどう表示されるかの説明がある
- 解約・退会の方法が書いてある
正規の動画配信サイトは、作品ごとのサンプル動画や、期間限定のセール、月額で見放題になるプランなどを用意しています。料金や使い方はこのサイトのサービス一覧や各記事でもまとめています。