記事一覧 ・ 公開 2026-10-01

アダルトサイトで突然「登録完了」と出たら:ワンクリック請求の対処法

よくある手口

ワンクリック請求は、ボタンを1回押しただけで「契約が成立した」と思わせ、料金を払わせようとする手口です。よくあるのは次のような流れです。

  1. 動画の再生ボタンや、年齢確認の「はい」「18歳以上」を押す
  2. いきなり「登録完了」「会員登録ありがとうございます」と表示される
  3. 「利用料 ○万円」「○日以内に払わないと延滞料」などと支払いを迫られる
  4. 画面が消えない、何度も表示される、端末の情報を並べて不安をあおる

慌てて連絡したり払ったりする前に、まず落ち着いてください。

契約は成立していないと考えてよい

ネットで有料のサービスを申し込ませるとき、事業者には有料であることをはっきり示し、申し込み内容を確認する画面を用意することが求められています(電子消費者契約法)。

再生ボタンや年齢確認のボタンを押しただけで「登録完了」になるサイトは、この確認の手順がありません。消費生活センターなども、こうした事例では契約は成立していないと案内しています。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
料金を払う 一度払うと「払う人」と見なされ、請求が続くことがある
表示された電話番号・メールに連絡する 名前や電話番号など、相手が知らなかった個人情報を渡すことになる
「退会はこちら」「誤登録の方はこちら」を押す 連絡先の入力や、さらに別の請求画面に誘導されることがある

ボタンを押しただけでは、サイト側があなたの名前や住所を知ることはできません。自分から連絡しなければ、相手は請求のしようがないと考えてください。

画面が消えないときの手順

上から順に試してください。

  1. ブラウザのタブ(またはブラウザ自体)を閉じる
  2. 端末を再起動する(電源を切ると直ることがあります)
  3. ブラウザの閲覧履歴・キャッシュ・Cookie を削除する
  4. それでも消えない場合は、パソコンなら「システムの復元」、スマホなら初期化を検討する(先にデータのバックアップを取る)

身に覚えのないアプリが入っていたら、そのアプリも削除します。

「解決します」という相談窓口にも注意

検索で相談先を探すと、「ワンクリック請求を解決」「返金させます」とうたう窓口が出てくることがあります。公的な相談窓口のように見えても、実際は探偵業者などで、次のような手口で契約を迫る例が報告されています。

返金の交渉を代わりに行えるのは、法律上、弁護士など一部の人に限られます。公的な相談窓口は契約金を求めません。

困ったときの相談先

すでに払ってしまった場合も、それ以上は払わずに消費生活センターへ相談してください。

予防のために

参考